技術資料

種子特性一覧表

現場に合わせた播種種子選定に
播種種子の環境適応性を考え、現場土質、気候、施工時期などをふまえて播種種子の選定を行う事が最良です。基本的には、数種類の品種の種子を配合し、いろいろな条件下でも安定した植生が可能になるよう設定します。

植生工選定フロー

現場条件に応じた工法選定
植生工の選定には事前に土壌調査を行い土壌酸度(pH)、法面勾配数値をもとに、植生工が可能かの判断、土壌硬度数値をもとに植生工の製品、工法グレードの選定を行います。

>>植生工の選定フロー
※道路土工 切土工・斜面安定工指針参照

 

土壌調査について

 

生育判定について

植生工の生育判定には2種類の方法があります。
植生工の成績判定においては、目標とする植物群落、使用植物、工法、施工時期等や判定する時期によっても、その基準が大きく異なることに留意する必要があります。目的、目標にあった基準で判断し、目標達成の前に成績を判定する場合には、途中経過であることに留意して判定をいたします。判定に際しては、植物の生育状況を確認し、生育不良の原因等も確認する必要があります。

コドラート法による判定
外枠:5m×5m(25㎡) 内枠1m×1m(1㎡)
施工後15日、30日、60日、90日にて判定
植被率による判定
播種適期施工後3ヶ月頃、目視にて植被率の調査を行います。
判断基準は
「のり面から10m離れると、のり面全体が「緑」に見え、植被率が50~70%程度である。」を生育判定良好とします。